環境への取り組み
SDGsへの取り組み
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17の大きな目標・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
当社も、SDGsの目標達成に向けて貢献してまいります。
森林の保護
適切に管理された森林の生産品を販売
FSC®森林認証紙の販売活動への協力
森林認証は、世界的な森林減少・劣化の問題を背景として生まれた「適切な森林管理」を認証する制度です。
FSC®森林認証では「森林管理のための10の原則と基準」に基づき、適切に管理された森林を認証します。
適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や回収材等の責任をもって調達された原材料から生産された製品に認証ラベルを付けて消費者に届ける仕組みです。
紙卸商である当社もまた、森林資源の保全に賛同し2006年11月FSC®COC認証を取得しました。
森林管理のための10の原則と基準
- ・法律や国際的な取り決めを守っている
- ・労働者の権利や安全が守られている
- ・全住民族の権利を尊重している
- ・地域社会の権利を守り、地域社会と良好な関係を保っている
- ・森林のもたらす多様な恵みを大切に活かして使っている
- ・環境を守り、悪影響を抑えている
- ・森林管理を適切に計画している
- ・管理計画の実施状況を定期的にチェックしている
- ・保護すべき価値のある森などを守っている
- ・管理活動を適切に実施している
紙の生産・消費が世界の森林減少の原因ではありません。
本当の原因は、世界中の農地・牧草地の転換、焼き畑農業、燃料用木材の過剰な採取です。
紙1トンに対して大量の木材を使用し、自然環境破壊に繋がるのでは?
紙の原料約65%は古紙を使用しています。
残りの35%は自社植林と製材後の残材、間伐材が使用されています。
ペーパーレスを進めることでCO2削減につながるのでは?
紙は原料である木の成長から廃棄・焼却されるまでCO2を固定する素材です。(カーボンニュートラル)
マイクロプラスチックの問題へ一手
紙は自然界で分解される地球環境にやさしい素材です。
そもそも紙以外のものを古紙に混ぜてはいけません。
古紙回収80%・利用率65%紙は紙を作り、古紙は古紙を作ります。
未来に向けての新たな素材。『セルロースナノファイバーCNF』展開へ。
セルロースナノファイバーはパルプをナノオーダーにまで高度にナノ化(微細化)した世界最先端のバイオマス素材。
植物繊維由来なので、生産・廃棄に環境負荷が小さく軽量であることが特徴。